熱人募集中!スクールテントル採用担当の松崎です!
今回は「元教員志望が語る、塾だからこそできる“ひとりに向き合う教育”」というテーマでお話しします。
教育学部に入ったのは、ただ“教師になりたかった”からではない。
子どもが苦手意識を抱えている教科を、少しでも「できた」「わかった」に変える瞬間をつくりたい
——それがずっと自分の軸だった。
しかし教育実習で感じたのは理想と現実のギャップ。
生徒全員にわかりやすい授業をつくるため、教材研究をして板書の流れを改善しても、「そこまでやらなくていい」「カリキュラムを消化してくれれば」と指導された。
「子どもを見るより、授業をこなすことが求められている」
——そう感じた瞬間、胸の熱がスッと冷えていくのがわかった。
教師の道を諦めたわけではない。でも、“やりたい教育ができる場所で働きたい”
その思いで選んだのがテントルだった。
初日の授業後、ひとりの生徒がノートを持ってきて「今日の説明、めっちゃわかりやすかった!」と笑ってくれた。
それは教育実習では得られなかった手応えだった。
生徒の顔を見て反応を拾い、困っていそうな子に寄り添い、できた瞬間を一緒に喜ぶ。
——そんな当たり前の教育を、まっすぐやっていい場所だった。
授業準備は必要だ。でも「生徒が理解できるようになるために工夫すること」が評価される。
指導案の改善がそのまま子どもの成長に繋がる。それが嬉しい。
教育学部で学んだことも、実習で悩んだ経験も、全部ここにつながっていたと思う。
テストの点が上がった瞬間だけでなく、授業に前向きになれた、ノートの取り方が丁寧になった、わからないところを自分から質問できた——そんな“心の変化”も見守れる。
いつかまた学校に戻るかもしれない。でも今は迷っていない。
「子どもに向き合う教育」をするなら、ここが一番。
そう胸を張って言える働き方ができている。


